お酒のんだ話。
今の会社に行って初めてのお酒飲みに連れて行ってもらった。
魚料理メインの個人経営のお店で、出てくる魚も料理も全部美味しくて、「うまい」を会社の先輩がいようがいまいが関係なく周辺3mに喚き散らしていた。
ビール3杯目を飲んだぐらいの頃、先輩方が10〜20代のお話になった。
あの頃はもっと派手なオシャレがしやすかっただとか、シノラーがすごかったとか話をしていた。
途中で食べたえんがわの刺し身が美味しすぎて、くら寿司と比べてしまったことを心から謝罪した。
一通り話し終えて、「それにしても」と先輩が話しを続けた。
先輩は20代はあっという間だと言った。
20代は大変だったとか、大きな決断をしてきたとか笑いながら話していた。
貯金ゼロだったとか、仕事が朝から晩までなんちゃらら〜とか。
聞いててしんどそうと思う話もあった。
でもそこに過去を憂う姿は見当たらなかった。
きっと当時は色々と苦悩もしたし、生活ギリギリだったりもしていたのだろう。
でもそこから10年以上経って、過去を笑顔で話すその姿はなんだかとても幸せそうで羨ましくも感じた。
今から10年後、正直なんも想像できない。
今の僕がせいぜいできるのは、未来の自分が笑顔で語らうことのできる人生にさせてあげること。
突発的に会社辞めちゃったり、お金お金〜なんて言っちゃってるけど。
35歳ぐらいの僕が、笑顔で「あの頃はアホだったけどあれで良かった」って言えるようには頑張るね。
多分僕なら、何をやっても笑ってくれるんだろうけど。
頭痛に見舞われながらこれを記す。
ケイタ